2014年4月29日 (火)

『年刊日本SF傑作選2014年版』に式貴士の作品が収録

『年刊日本SF傑作選2014年版』に式貴士の作品が収録されることが、東京創元社メールマガジンで発表されました。
◇『年刊日本SF傑作選2014年版』大森望・日下三蔵編
2013年の日本SF短編の精華15編を収録。今年度版は筒井康隆、宮部み
ゆき、冲方丁、円城塔、小田雅久仁、石川博品、藤野可織、宮内悠介、
草上仁、荒巻義雄、式貴士、藤井太洋、酉島伝法、オキシタケヒコ、田
中雄一のコミック1編を含む全15編を収録。巻末には第5回創元SF短
編賞同時受賞作、「風牙」と選評を掲載。編者による各作品解説や年間
日本SF概況など、解説記事も充実。

詳しい収録内容や発売日は発表されていませんが、6月以降の発売になるようです。
『年刊日本SF傑作選』のコンセプトや作品選択については、以下のブログがとても詳しいです。

年刊日本SF傑作選・2013年度版を予想する(予習編)

錚々たるラインナップのなかに式作品が入ること嬉しいかぎりです。

続報を楽しみに待ちたいと思います。

2012年2月27日 (月)

『週刊大衆』に日下三蔵さんによる『窓鴉』の書評

先週発売の『週刊大衆』(2012年3月5日号)に、『窓鴉』の書評が掲載されました。
評者は、ミステリ研究家の日下三蔵さん。同じ欄で、光文社文庫の『カンタン刑』、文春文庫の『ミステリ百科事典』も取り上げられていました。

書評の内容は式貴士の説明がメインで、最後に「(前略)鬼才の紡ぐ驚異の世界をたっぷりできる1冊になっている」と書かれていました。参考までに小さくスキャンしたもので下記に紹介します。

ネットでも、少しずつ感想を書かれた方がでてきているようです。
近々まとめてお伝えしたいと思います。

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2012年2月15日 (水)

光文社文庫『窓鴉』発売中です!

光文社文庫『式貴士 抒情小説コレクション 窓鴉(マドガラス)』が発売中です。
発売日に池袋の書店をみてみたところ、リブロ池袋店、ジュンク堂池袋店では平積みになっていました。
(どちらも、ほとんどの文庫新刊が平積みになっている書店ですけれど)
読まれた人の感想が本当に楽しみです。

あらためて、本書の概要をまとめます。

■書籍情報
書名/式貴士 抒情小説コレクション 窓鴉(マドガラス)
著者/式貴士
出版社/光文社(光文社文庫)
ページ数/352ページ
価格/700円(税込)

■収録作品
窓鴉(マドガラス)
夢の絆
Uターン病
虹の橋
マスカレード
飾窓の少女
われても末に
猫の星
天虫花
時の雫
面影抄
空が泣いた日
海の墓

<単行本未収録エッセイ>
夢のどんでん
「宇宙塵」落ちこぼれ人
大東亜戦争に散った僕の初恋

巻末エッセイ「また君に会えるだろうか?」/瀬名秀明
解題/五所光太郎

■カバー帯文
読み返すたびに芯が疼き、震えるのが、
いまははっきりとわかるのだ。
身体が式貴士を覚えている。
死ぬまでこの感覚は消せないに違いない。

巻末エッセイより 瀬名秀明

<単行本未収録エッセイ3編収録>

■カバー裏の紹介文
ある夜、ぼくの部屋の窓ガラスに一羽の大鴉が
入り込む。無尽蔵の知識と知恵を持つ彼は、
勉強から宇宙の話まで、様々なことを教えてくれた。
そんな時、ぼくは初めての恋を知る(表題作)。
人生のある地点で若返り始め、最後は赤ん坊に
なって死ぬ奇病が蔓延する世界で起こる愛の悲劇(「Uターン病」)。
ほか、リリシズム溢れる傑作全十六編を収録。
(巻末エッセイ・瀬名秀明)

■カバー(帯つき)

Mado_obi

■カバー(帯なし)

Mado_obinashi

■カバー、クレジット
カバー画/齋藤芽生 徒花図鑑「恋消葛」(協力:ギャラリー・アートアンリミテッド)
カバーデザイン/斉藤秀弥
カバー印刷/堀内印刷

2012年2月10日 (金)

光文社文庫『カンタン刑』の解題を一部公開

『窓鴉』は、同じ光文社文庫からでた『カンタン刑』からちょうど4年ぶりの刊行になります。
残念ながら『カンタン刑』は現在品切れのようですが、今回の『窓鴉』は、
『カンタン刑』を読んだ方にも、そうでない方にも楽しんでもらえる作品集になっています。

ただ、私が担当した解題では、式貴士についての解説は少なめで、
作品解説がメインとなっています。
『カンタン刑』の解題で書いたことを繰り返しても、というのもありましたし、
誌面の都合もありました。

今回、『窓鴉』の発売を記念して、『カンタン刑』解題の一部(といいつつ結構長いですけど)を公開します。
2008年当時の式貴士作品の出版状況や、式貴士の略歴について書いていますので、
『窓鴉』が式貴士初体験という方には、参考になるのではないかと思います。
よかったら、読んでみてください。

» 続きを読む

光文社文庫『窓鴉』の帯つきカバー紹介と瀬名秀明氏のエッセイ

14日発売の『窓鴉』の見本をいただけましたので、一足先にご紹介します。
帯つきの表紙はこのようになっています。

Mado_obi

帯文は、瀬名秀明氏の巻末エッセイから採られています。
この短い文章を読めば分かるとおり、非常に熱いエッセイです。
編集担当の方から送っていただいて原稿段階で読ませてもらったとき、
あまりに熱い文章にとても驚きました。
そして、あらためてゆっくり読み返したとき、ちょっと涙ぐむぐらいの感動がありました。
抒情にあふれた入魂のエッセイで、式貴士ファン、瀬名秀明ファンは必読だと思います。
こういったら語弊あるかもしれませんが、作品は読まなくてもいいから、
このエッセイだけはぜひ読んでほしい! 立ち読みでもいいので……というぐらいオススメです。

『カンタン刑』の平山夢明氏のエッセイにも驚かされましたが、
今回も素晴らしい文章をよせていただき、
この文庫のシリーズは幸せだなと思います。

見本の話だけのつもりが巻末エッセイのこともつい書いてしまいました。
瀬名秀明氏のエッセイについては、発売後、あらためてご紹介する予定です。

2012年2月 4日 (土)

『窓鴉』の装画は齋藤芽生氏の『徒花図鑑』から

『抒情小説コレクション 窓鴉』の装画は、画家の齋藤芽生氏によるものです。
氏の初作品集『徒花図鑑』に収録されている「恋消葛(こいけしかずら)」という作品が使われています。

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『徒花図鑑』は、架空の博物誌を描いた画集&詩集で、
「恋消葛」は連作集「徒花図鑑」のひとつです。
ちなみに、昨年角川文庫からでた桐野夏生氏『女神記』の装画も、同じ「徒花図鑑」から採られています。
(作品タイトルは「花形冠と黒衣蜘蛛」)

緻密に描かれた画の魅力はもちろんですが、画に寄せられた文章もとてもよくて、
「恋消葛」には、「忘れたい恋の遺品は皆食べてくれる、『食恋花』。(後略」)と記されています。
「窓鴉」の作品世界にピッタリ合った画と文章だと思います。
『窓鴉』のカバーがいいなと思われた方には、ぜひ『徒花図鑑』を手にとっていいただきたいです。

式貴士は、自分の作品集のイラストや装画にとてもこだわっていたことを、あとがきによく書いていて、
『怪奇日蝕』では自分の絵を装画に使われたくないという画家に無理をいってまで、
カバーに使わせてもらったエピソードが書かれていたりもします。
今回の『窓鴉』装画も、泉下できっと喜んでもらえるのではないかと思っています。

画家 齋藤芽生公式サイト(ギャラリー・アートアンリミテッド内)
http://www.artunlimited.co.jp/artists/meo-saito.html

隠花微温室(齋藤芽生氏のブログ)
http://meoflora.exblog.jp/


2012年2月 2日 (木)

Amazonで『窓鴉』の予約が始まりました

よろしくお願いします。


光文社文庫『窓鴉』の初出リスト

2月に入って、『窓鴉』の発売まで2週間をきりました。
今日は収録作品の初出をお伝えします。

●収録短篇・ショートショート
・窓鴉(第二短篇集『イースター菌』所収。「奇想天外」一九七九年四月号掲載)
・夢の絆(第八短篇集『天虫花』所収。「ショートショートランド」一九八三年一月号掲載/「あの日のつづき」改題)
・Uターン病(第一短篇集『カンタン刑』所収。「奇想天外」一九七七年十月号掲載/「折返点」改題)
・虹の橋(第八短篇集『天虫花』所収。「東京新聞」一九八一年十一月十五日掲載、他地方紙掲載/「虹から落ちた親子」改題)
・マスカレード(第三短篇集『連想トンネル』所収。書下ろし)
・飾窓の少女(出版芸術社『鉄輪の舞』所収。「月刊カドカワ」一九八四年十二月号掲載)
・われても末に(第六短篇集『怪奇日蝕』所収。「小説推理」一九八一年七月号掲載)
・猫の星(第八短篇集『天虫花』所収。「東京新聞」他、一九八一年夏掲載/「だっこちゃんネコ」改題)
・天虫花(第八短篇集『天虫花』所収。「小説CLUB」一九八二年四月号掲載)
・時の雫(第八短篇集『天虫花』所収。「ショートショートランド」一九八二年春季号掲載)
・面影抄(第八短編集『天虫花』所収。同人誌「みすてりい」2号掲載[一九六二年九月発行]/間羊太郎名義「幽霊には足があった」改題)
・空が泣いた日(『宇宙塵傑作選2』所収。「宇宙塵」第五十一号掲載[一九六一年十二月発行]/間羊太郎名義)
・海の墓(第四短篇集『吸魂鬼』所収。「ヒッチコック・マガジン」一九六二年一月号掲載/間羊太郎名義)

●エッセイ
・夢のどんでん(単行本未収録。「早稲田文学」一九八二年八月号掲載)
・「宇宙塵」落ちこぼれ人(単行本未収録。「宇宙塵」第一八三号掲載[一九八三年六月発行])

・大東亜戦争に散った僕の初恋(『スコラスクランブル 随筆随文博覧会』所収。「スコラ」第三号掲載[一九八二年五月発行])

※「随筆博覧会」は間違いで「随文博覧会」が正しいです(石川誠壱さんにご指摘いただきました)

「面影抄」「空が泣いた日」「海の墓」の3編は、式貴士がデビューする前に「間羊太郎」名義で書いたものです。
また、純然たる未収録作品は、エッセイの「夢のどんでん」と「『宇宙塵』落ちこぼれ人」の2つ。前者は式氏のお父さんが亡くなる直前のエピソードを書いたもので、同じトピックが『天虫花』のあとがきに書かれてもいました。後者は、「空が泣いた日」が「宇宙塵」に載ったときのことを振り返ったエッセイ。式氏のあとがきを思わせる絶妙のぼやき加減がファンにはたまらないと思います。

準未収録といえるのが、ショートショートの「空が泣いた日」とエッセイの「大東亜戦争に散った僕の初恋」。どちらもアンソロジー的な作品集におさめられたもので、おそらく本自体もっている方が少ないと思います。

これから発売日まで、なるたけ休まずに更新していく予定です。

2012年1月28日 (土)

光文社文庫『窓鴉』宣伝チラシです

2月14日発売の『式貴士 抒情小説コレクション 窓鴉』の詳細をお知らせします。
以下が、自主的に作った宣伝チラシです。

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収録作品は『天虫花』収録作を中心に短編、ショートショートを13編、
著者の単行本に入っていない、未収録エッセイを3編、
巻末エッセイは作家の瀬名秀明さんが書かれています。

チラシの画像は、宣伝目的でしたら自由に使っていただいて構いません。
どんどんコピペして使ってもらえると嬉しいです。

2012年1月 6日 (金)

光文社文庫から2冊目の式貴士作品集がでます!

タイトルは、『窓鴉(マドガラス) 式貴士 抒情小説コレクション』
式貴士の抒情路線の作品を集めた短篇集になります。
2月上旬に光文社文庫から発売予定です。

続報は、おってお知らせします。
このブログのほか、下記のツイッター、facebookにも色々書き込んでいこうと思っています。
ぜひチェックしてみてください。

https://twitter.com/#!/kouseijin

http://www.facebook.com/pages/%E5%BC%8F%E8%B2%B4%E5%A3%AB/243540869052828

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