今日は式貴士の命日です
今日2月18日は式貴士の命日で、亡くなられてから今年で17年になります。光文社文庫『カンタン刑』が発売されて約10日経ちますが、いいタイミングで本が発行されて良かったです。今日は行けませんでしたが、いつか墓前に本を供えに行こうと考えています。
式貴士のお墓は、静岡県の富士霊園内にある「文学者之墓(ぶんがくしゃのはか)」にあります。文学者之墓は日本文藝家協会が作った合祀墓で、生前に希望した会員はこのお墓に入ることができるそうです。2度足を運んだことがありますが、始めは単なるモニュメント(遺骨などは入っていない)だと思い込んでいました。ネットで調べると、確かに、故人の遺品や分骨のようなかたちで納めるケースが多いようですが、式貴士の場合はここに遺骨が納められていると遺族の方にうかがいました。
横長の墓碑には、著者の名前と亡くなった日、享年、そして代表作が書かれています。式貴士が選んだ代表作は『虹のジプシー』でした。著者の心の遍歴を描いたこの作品は、グロテスクな要素から、センチメンタリズムな要素まで全て含まれていて、自らの代表作として選んだのも頷けます。この作品もいつか復刊できるといいのですが……。
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