蘭光生『SM博物館』が復刊されます
今年は『カンタン刑』(光文社文庫)の他に、別名義の著作が出ますと以前少し書きましたが、ようやくお知らせできることになりました。蘭光生名義の著作『SM博物館』が、8月に河出i文庫から刊行される予定です。
『SM博物館』は、1972年に三崎書房から発売された書籍で、蘭光生名義としては珍しい小説以外の著作になります。内容は、「猿ぐつわ」「鞭」「縄」といったSMでお馴染みの小道具が、SM小説の中でどのように使われているか分類・考察したもので、『ミステリ百科事典』(間羊太郎)のSM版みたいな本です。基本的には、昔のSM小説ファンや、ポルノ作家・蘭光生のファン向けの本になりますが、「切腹」「磔(はりつけ)」といった項目もありますので、桐生操氏の著作や『死刑全書』みたいな本に興味のある方であれば、面白く読めると思います。
初刊本は古本屋にもあまり出回っておらず、蘭光生ファンでも持っている方はほとんどいないはずです。貴重な復刊ですので、発売の折には是非チェックしてみてください。
発売が近づいたら、改めて詳しい内容紹介を行う予定です。
●発売情報
蘭光生『SM博物館』
河出i文庫より、8月刊行予定(価格は未定)
●河出i文庫の一覧(河出書房新社サイト内)※本書の情報はまだ掲載されていません
http://www.kawade.co.jp/np/search?mgen_id=97
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